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<楽天>後半戦 反転攻勢へ好材料

西武戦で東北楽天の茂木が右越えにプロ初本塁打となる3ランを放つ。捕手炭谷=5月、コボスタ宮城

 東北楽天は18日の日本ハム戦(札幌ドーム)を皮切りに後半戦が始まる。今後、早期に新外国人野手の合流やけが人の復帰が見込まれ、巻き返しに出る態勢が整う。梨田監督は、外国人野手3人の同時起用やエース則本の登板間隔を詰めるなどの方策を練り、クライマックスシリーズ(CS)進出へ諦めない姿勢を示す。

<外国人野手が誤算>
 前半戦は借金11の4位と苦しんだ。チーム本塁打41本は両リーグ最少。1試合平均3.74得点はリーグ5位にとどまる。誤算は外国人野手。主砲に期待されたゴームズは5月に退団し、アマダーは故障続きだった。
 好材料はペレスの新加入だ。12日のデビューから2試合連続本塁打を放ち、起爆剤となった。梨田監督は「軸回転ができているからコンパクトに振っても飛ぶ。右腕でも左腕でも対応できそう」と期待を寄せる。
 近く合流予定のペゲロも、米マイナーリーグで通算179本塁打を放った長打力が持ち味。左打ちの2人と4番ウィーラーの同時起用を見据え、「今江に一塁守備の準備をさせる」(梨田監督)計画もある。
 後半戦の鍵を握りそうな選手たちも戦線に戻ってきそう。5月中旬に左手を骨折した嶋、6月下旬に右手甲の裂傷を負った茂木はともに、今月中に復帰できる見込み。2軍調整中の松井稼も精力的に振り込み、調子を上げている。

<立ち直った救援陣>
 投手陣は、リーグ最多タイの9勝を挙げた則本を筆頭に美馬(6勝)塩見、釜田(ともに5勝)がローテーションを守った。この4人で10個の貯金をつくる健投を見せた。序盤戦で不安定だった救援陣も6月以降は立て直した。打線の援護が増えれば、先発陣の勝ち星は伸ばせそうだ。
 18日に先発予定の則本が中5日で回ると、8月中旬まで計12試合ある3位ロッテとの直接対決のうち4試合に登板できる。「下にいる者の方が気持ちで有利。五つぐらい勝ち越したい」と指揮官。エースで必勝を期し、現在10.5ゲームある差を詰めて重圧をかけたい考えだ。


2016年07月18日月曜日


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