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<岩手銀>往時の意匠修復 赤レンガ館開館

多目的ホールに生まれ変わった営業フロアでは初日からコンサートが開かれ、大勢の観光客が聞き入った

 盛岡市中ノ橋通の国の重要文化財「岩手銀行旧本店本館」が17日、約3年半に及ぶ保存修理工事を終え、「赤レンガ館」としてオープンした。完工当時の西洋建築の意匠はそのままに岩手県の金融史などを紹介する展示施設に生まれ変わった。市民が利用できるホールを備え、新たな交流拠点としての期待が高まる。
 外観に赤れんがと白い花こう岩を使った同館は2階建てで延べ床面積1023平方メートル。1911年に旧盛岡銀行本店として落成。岩手銀本店を経て、2012年まで中ノ橋支店として営業した。
 重役室や応接室が残る1、2階の有料ゾーンは高度経済成長時などの岩手の経済状況を当時の新聞記事やパネルで紹介。1階営業フロアは多目的ホールとして市民に貸し出す。
 17日は盛岡市出身のピアニスト森知英さんらの演奏会があった。シャンデリアがレトロな雰囲気を醸すフロアに美しい音色が響き、観光客らが聞き入った。
 訪れた盛岡市の公務員岩舘岳さん(33)は「細かい装飾まで再現されていて雰囲気がある。結婚式やさまざまなイベントに使えそう」と話した。
 開館は午前10時〜午後5時。毎週火曜と年末年始は休館。有料ゾーンは16歳以上300円、小中学生100円。連絡先は赤レンガ館019(622)1236。


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2016年07月18日月曜日


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