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<富谷市移行>2060年の人口目標6万人

 10月10日に市制移行する宮城県富谷町が、2060年の市人口目標を6万に設定していることが分かった。現在から約7500の増加。同町の人口は1960年代後半から急増したが、今後は増加ペースが鈍化していくと予測され、目標達成には市制移行後の人口維持策が課題となりそうだ。
 富谷町の人口は6月末現在52447。2015年の国勢調査では広島県府中町、福岡県那珂川町を抜いて全国町村でトップとなった。市に移行すると、人口規模では塩釜や能代と同規模になる見通しだ。
 町の人口が急増したのは1960年代後半以降。仙台市のベッドタウンとしての役割が期待され、向陽台や鷹乃杜といった大規模住宅団地が次々開発された。現在まで15団地が造られ、住民の9割が新興住宅団地に居住するというのが町の特徴の一つとなっている。
 ただ、こうした人口増も将来的には全国的な少子高齢化の影響を受け、鈍化すると予測されている。
 国立社会保障・人口問題研究所(社人研)は、2010年に13.7%だった町の65歳以上人口が2040年には28.3%まで上昇すると推計。町全体についても「人口は2050年の59337をピークに減少に転じる」と報告した。
 これに対し、町は、宮城県が掲げる「合計特殊出生率を2040年までに段階的に2.07まで引き上げる」という目標値を採用し、社会移動も加味した上で「2060年に6万」と独自に算出した。
 将来人口目標は、秋までにまとめられる富谷市総合計画基本構想に反映される見通し。若生裕俊町長は「子育て支援や企業誘致、新市のシティーブランド確立といったあらゆる施策を通じて、6万人を目指したい」と話している。


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2016年07月21日木曜日


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