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<山形大>1年生の6割 市外に住民票

 山形市に住んでいるのに、住民票は市外の実家に残したまま−。山形大が10日の参院選後に実施した意識調査で、山形市に住民票を移していない1年生が60%に上ることが分かった。住民票がない場合、不在者投票を利用するか、住民票のある市区町村まで足を運ぶ必要があり、実際に投票した学生は35%にとどまった。投票に関する学生特有の問題が浮き彫りとなった形だ。
 調査は投票日翌日の11日、1年生1769人のうち、山形市の小白川キャンパスで行われた講義に出席した515人を対象に実施。396人が回答した。うち18歳は246人、19歳は109人、20歳以上は41人だった。
 住民票については「入学に伴い山形市に移した」12%(小数点以下を四捨五入)、「もともと山形市にある」8%、「山形市以外に住んでいる」21%だった。残る60%は入学の際に引っ越したにもかかわらず、住民票を移していなかった。
 学生からは「不在者投票の手順を簡略化してほしい」「住民票を移していなくても投票できるようにしてほしい」などの意見が出た。
 同キャンパスに5、6の両日設置された期日前投票所については「時間がない人も投票しやすいと思う」「指定の投票所に行くよりも気軽に投票できた」などと好意的に捉える声がある一方、22%が「設置期間が短い」と回答した。
 小山清人学長は「住民票を移していない学生は、多くても半分程度と思っていた。市と相談して、移しやすい仕組みを考えていきたい」と話した。


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2016年07月21日木曜日


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