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<福島産モモ>タイに出発 昨年の15倍出荷へ

タイへの輸出に向け、トラックに積み込まれるモモ
タイに向けて出発するモモ「暁星」

 福島県からタイに輸出するモモの出発式が20日、福島市のふくしま未来農協の共選場であった。東京電力福島第1原発事故後の風評の完全払拭(ふっしょく)に向け、昨年の15倍の約20トンを出荷する予定。
 主力品種「あかつき」などを8月末にかけ、酸素調節で鮮度を維持できる冷蔵コンテナを使って海上輸送する。8月6日からバンコクの高級百貨店など約40店で販売される。
 出発式では福島市産や伊達市産の「暁星」約1トンがトラックに積み込まれ、東京の港に向かった。終了後、農協の伊藤昌広代表理事専務は「福島のモモのおいしさを世界に発信できれば、生産者の励みになる。国内の消費者にもPRできる」と期待した。
 県産モモのタイへの出荷は2011年、原発事故の影響でストップ。翌年に再開されたが、15年の輸出量は1.3トンだった。内堀雅雄知事が今年5月、現地でトップセールスを行って大幅な拡大が決まった。


2016年07月21日木曜日


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