福島のニュース

<フラガール>モアナさん引退「やり切った」

記者会見で引退について説明するモアナ梨江さん

 福島県いわき市の温泉レジャー施設「スパリゾートハワイアンズ」は20日、フラガールのリーダー・モアナ梨江さん(本名・大森梨江)が引退すると発表した。市役所で記者会見したモアナさんは「やり切ったという達成感があり、決断した」と語った。
 モアナさんは東京電力福島第1原発事故で全町避難する福島県双葉町出身。2004年に40期生としてデビューし、事故後の12年6月にリーダーに就任。復興を目指す福島の象徴となったチームをまとめてきた。
 会見では、2年前から痛みと闘っていた股関節の状態が悪化したことを明かし「満足なダンスができなくなった」と引退の理由を説明。事故後の活動を「チーム一丸で走った毎日だった。古里の皆さんにも背中を押された」と振り返った。
 高校卒業時の試験で不合格となり、ダンスの専門学校に2年間通った後、再受験し合格。173センチの長身で、映画「フラガール」で山崎静代さんが演じたダンサーのモデルにもなった。
 最後のステージは30日夜。引退後はチームのマネジメントに当たる。モアナさんは「小学生で抱いた夢がかない、人生の中で花を咲かせられた。感謝の気持ちでいっぱい」と話した。
 後任は44期生の木野田舞子さんで、役職名はキャプテンに変わる。


2016年07月21日木曜日


先頭に戻る