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<原発事故>福島の今映す コミュタン開館

全球形スクリーンには相馬野馬追など福島の風景が映し出される

 福島県が三春町に整備した環境創造センターの交流棟「コミュタン福島」が21日、オープンした。全球形スクリーンで県内の風景を映し出すなど、福島第1原発事故後の環境回復や放射線に関する情報を発信する体験型施設となっている。
 交流棟は五つのゾーンに分かれ、「環境創造シアター」には直径12.8メートルの全球形スクリーンを設置。避難区域やモモの収穫風景、相馬野馬追など原発事故後の県内の様子などをまとめた映像を観覧できる。
 他のゾーンでは、福島の歩みを年表でたどったり、拡張現実(AR)技術を活用して放射線について学んだりできる。事故直後の第1原発を再現した模型も配置した。
 県は教育旅行などに交流棟を活用する方針で年間8万人の来館を見込む。内覧会に出席した内堀雅雄知事は「福島での科学技術の失敗と進歩を子どもたちに学んでほしい」と期待した。
 接続する研究棟と本館は開館済みで、研究棟は国立環境研究所などが調査拠点などとして使っている。全体の敷地面積は約4万6000平方メートル、総事業費は約100億円。交流棟は入場無料。開館時間は午前9時〜午後5時。月曜休館。


2016年07月22日金曜日


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