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<楽天>美馬9失点 傷だらけ

4回、大量失点を喫しベンチへ引き揚げる東北楽天先発の美馬(坂本秀明撮影)

 東北楽天は主将嶋の復帰戦という最高の猛追ムードを生かし、3位ロッテをたたいて、クライマックスシリーズ(CS)出場への道を切り開きたかったはずだった。だが先発美馬が6回9失点と完膚なきまでに打ちのめされて惨敗。0−12と突き放された七回表終了時に、バッテリーを間近で見られる砂かぶり席でさえ早々に帰る家族連れがいたほど、目も当てられない試合だった。
 美馬は一回こそ三者凡退で、上々の立ち上がりだったが、その後に落とし穴があった。二回2死一、二塁から田村(青森・光星学院高出)に左越え二塁打を浴びて2失点。三回にも2点を失った上に、四回には先頭鈴木の投手強襲の打球を捕り損ねての内野安打を引き金とする5連打などで5点を献上して一方的な展開を許した。
 美馬は反省しきりで「絶対勝ちたい試合だったのに、何もできずに終わった。要所で粘れなかったのが要因。嶋さんの復帰戦だったのでいい投球をしたかったが…」。左手のけがから約2カ月ぶりに出場した嶋も「立ち上がりは悪くなかった」と相棒をかばったが、好投を引き出せなかった。
 12.5ゲーム差とロッテの背中はさらにかすんだが直接対決14試合を残す。CS進出を懸けた土俵際で踏みとどまれるか、正念場が続く。
(浦響子)


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2016年07月23日土曜日


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