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<立佞武多>民泊で見物いかが 宿不足に対応

民泊希望者を待つ円山さんの家の窓からは、天候次第で岩木山が望めるという
「どんな人が来るか楽しみ」と話す工藤さん

 高さ20メートルを超える大型ねぷたが街を練り歩く五所川原立佞武多(たちねぷた)(8月4〜8日)期間中の宿泊施設不足を解消しようと、青森県五所川原市などは今年、期間限定の民泊受け入れ家庭を募集した。予約も入り始め、応募した市民らは「どんな人が来るか楽しみ」「五所川原の魅力を知ってほしい」と初の民泊に期待を寄せる。

 祭りには5日間で100万人以上、1日当たり約20万人以上が訪れる。市内の宿泊施設はビジネスホテル3軒と旅館が数軒あるのみで、1日の宿泊可能人数は600人程度。毎年、春には予約で埋まってしまい、青森や弘前、十和田に宿泊客が流れていたという。
 今回、民泊に応募した家庭は7軒で、うち6軒は市と提携する民泊仲介サイト「とまりーな」で周知や予約を行っている。
 民泊受け入れは期間中1回のみで、食事の提供は行わない。1泊約4500〜7000円。22日現在、6軒中2軒に予約が入っている。
 宿泊者が決まった工藤美智子さん(62)は、空いている子ども部屋を有効活用しようと応募した。工藤さんは「民泊は家を改装しなくていいので、気軽に挑戦できる。どんな人が来るのかなという楽しみと緊張が入り交じっている」と話す。
 民泊希望者を待つ円山純子さん(65)の家は会場から約13キロ離れているが、リンゴ畑に囲まれ、2階ベランダから見える岩木山の風景は魅力的だ。アルカリ性の温泉が出る浴室も備える。円山さんは「空気も風景もいい五所川原の魅力を知ってほしい。民泊を通して、さまざまな人と交流したい」と予約を心待ちにしている。


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2016年07月23日土曜日


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