福島のニュース

<パワードスーツ>南相馬で製造 欧州へ

開発中のパワードスーツを紹介する(左から)菊池社長とザイデル氏

 福島県飯舘村に主力工場を置く機械メーカーの菊池製作所(東京)は22日、ドイツの医療機器開発ベンチャー、SNAP社と合弁会社を設立する契約を締結した。菊池製作所の子会社が開発を進めている歩行支援パワードスーツの欧州での普及を目指す。

 東京電力福島第1原発事故からの復興に向け、福島県が2014年、ドイツ西部の州と医療機器産業に関する連携協定を締結。合弁会社設立につながった。
 福島市であった締結式で、菊池製作所の菊池功社長は「ロボットを福島から世界に発信していきたい」と強調。SNAP社のウべ・ザイデル最高経営責任者(CEO)は「スーツはパーキンソン病患者にも有効。ドイツ、欧州に広げられるのはうれしい」と話した。
 合弁会社は8月にも、両社と菊池製作所子会社のウォーク・メイト・ラボ(東京)の3社で設立する。ザイデル氏が社長に就く。資本金は10万ユーロ(約1200万円)程度を予定し、出資比率は今後決める。
 開発中のパワードスーツは、手の動きに同調して歩行を促す仕組み。合弁会社が欧州向けの設計を進め、南相馬市小高区の菊池製作所の工場が製造を担う。


関連ページ: 福島 経済

2016年07月23日土曜日


先頭に戻る