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<楽天>サヨナラ 粘り実った延長にケリ

12回東北楽天1死満塁、サヨナラ勝ちを決め、チームメートから祝福される藤田(右から2人目)(坂本秀明撮影)

 延長十二回の熱戦の末、東北楽天が後半戦初勝利をもぎ取った。1死満塁、藤田が放ったゴロをロッテ8番手の松永が取り損ねる。三走島内はサヨナラのホームに足から勢いよく滑り込んだ。梨田監督は「雨で滑ったのかな。ラッキー」と思わぬ終幕にも素直に喜んだ。
 下位打線が泥くさく好機を演出した。先頭島内の四球に、バント安打で続いた嶋は三塁の猛チャージを見て、プッシュ気味に決める冷静さが光った。代打足立は重圧の掛かる場面で犠打を決めると、岡島が敬遠され、全ての塁が埋まった。
 2球で追い込まれた藤田は、3球目の外角低めのボール球に懸命にバットを差し出す。「一塁側のいいところに転がってくれた。勝てれば何でもいい」。失策が記録され、打点や今季2度目のサヨナラ打を逃しても全く意に介さなかった。
 ロッテ戦は4連敗中で、前夜の大敗や2試合連続の延長サヨナラ負けといった苦戦続き。この日も3点リードの七回、今江の失策でピンチを招き、5−5に追い付かれて延長戦に突入する嫌な展開だった。「野手陣のミスで点を与えた。勝ちを落とせない試合だった」と藤田。八回以降の救援陣も踏ん張り、チーム一丸で暗闇から抜け出した。(佐藤理史)


2016年07月24日日曜日


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