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<ベガルタ>ウイルソン加速 2戦連続弾

仙台−湘南 後半13分、仙台・ウイルソン(右手前)が決勝のゴールを決める(鹿野智裕撮影)

 ウイルソンの勢いが止まらない。後半13分、左サイドから快足を飛ばしペナルティーエリアに侵入、左足を振り抜いた。GKのニアを切り裂く強烈な弾道は、3季ぶりの2試合連続ゴールとなった。「練習の成果をしっかり出せた」。責務を果たした仙台のエースは、満足そうに笑った。
 瞬時の判断がさえた。高い身体能力で悠々とエリアの左奥を陥れたが、立ちはだかるGKとポストの隙はわずか。「ゴール前に味方へクロスを上げようとしたら、GKが一瞬動き、シュートコースが空いた」。最後まで冷静さを保ち、決勝点につなげた。
 前節新潟戦が12試合ぶりの先発。不調でベンチを温める日々が続いた。復活を願い続けた渡辺監督は、「カウンターで仕掛けて、シュートで終えるのは彼の良さだ。ようやくトップパフォーマンスに戻った。今までの鬱憤(うっぷん)をさらにエネルギーに変えてほしい」と声を弾ませる。
 7試合ぶりの無失点も、チームに勢いをもたらす。「先制された後も危機管理を徹底し、カウンターを防げた。今後もぶれずに、これをやり続けたい」と渡部。つかんだ手応えを、次戦のアウェー福岡戦につなげたい。(狭間優作)


2016年07月24日日曜日


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