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<U−15W杯野球>おもてなし準備着々

大会に出場する国・地域の料理作りに挑戦する中学生=21日、いわき市

 野球のU−15(15歳以下)ワールドカップ(W杯)が29日から開催される福島県いわき市で、歓迎の準備が進んでいる。市内の中学校が応援する国・地域を決め、横断幕を作製。学校給食でグラブ形のパンを出したり、出場国の料理教室を開いたりして、ムードづくりにも努める。
 大会には日本を含め12カ国・地域が出場する。応援の担当を決める「1校1国・地域」運動には、野球部がある市内の中学校30校が参加。「キャプテン校」の12校を中心に、1国・地域を2〜4校が応援する。キャプテン校が横断幕を作り、試合には市が用意するバスで駆け付ける。
 「応援給食」は市内の全小中学校で7〜15日に実施した。初日だった小名浜一中には、チェコの駐日大使が来校。チェコに関する授業を行った後、生徒と一緒に「15」にちなんでイチゴを練り込んだグラブ形パンなどを味わった。
 21日にはキャプテン校の生徒や市内在住の外国人が、出場国にちなんだ料理を作る教室を開催。大会中の30、31日は、主会場・いわきグリーンスタジアムのある公園内で、12カ国・地域の料理を提供したり、高校生らがフラを披露したりするイベントを開く。
 いわき市の呼び掛けに応じ、東京電力福島第1原発事故の影響で多くの町民が同市に避難する福島県楢葉町も活動に参加。米国を担当し、中学生が横断幕を作り、町民らが試合で応援する予定だ。
 U−15W杯は3回目で、日本で開催されるのは初めて。8月7日まで、市内の3球場で熱戦を繰り広げる。中学生の球児らが、ボールボーイなどを務めて補助する。
 いわき市の開催支援委員会スタッフは「いわきで初めて開かれるスポーツの国際大会。選手のおもてなし、試合の応援に市民が一体となって取り組み、ぜひ成功させたい」と話す。


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2016年07月24日日曜日


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