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<楽天>松井稼 2軍で懸命の調整

イースタン・リーグDeNA戦に出場した松井稼=18日、宮城県利府町中央公園野球場

 東北楽天の松井稼頭央外野手が2軍で懸命の調整を続けている。降格した6月中旬以降、イースタン・リーグ13試合に出場して49打数15安打、打率3割6厘、2盗塁の成績を残している。「結果とは別に、いい感覚をしっかりつかめるようにしたい」と時期にはこだわらず、万全の状態での1軍昇格を期す。
 18〜20日に泉練習場(仙台市)などで行われたイースタン・リーグDeNA戦では1番打者として先発出場し、別格の存在感を発揮。3戦とも一回に安打を放って得点につなげ、チームに流れを呼び込むリードオフマンとしての役割を果たした。
 さらに第2、3戦では相手投手の隙を突いて二盗を決めるなど、1軍戦さながらの好走塁を見せた。平石洋介2軍監督は「あれほどのベテランなら塁に出てもおとなしくしていることが多いが、感覚を確かめるために自分で考えてスタートを切っている。2軍でも高い意識でプレーしている」と称賛する。
 1軍では開幕直後に右膝を負傷した影響もあり、35試合で打率1割9分、本塁打2本と苦しみ6月11日に降格。2軍では外野守備も左翼、中堅の複数位置に就くなど精力的に取り組んでおり、平石2軍監督は「スイッチヒッターだから右左関係なく、先発出場で勝負したいという思いが強いのだろう」と話す。
 梨田昌孝監督は「いつでも枠を空けている」と復帰を待ちわびている。松井稼は感覚的にまだ納得ができる状態には戻っていないとしつつ、「(打席での)右左も含め、いろいろ試しながら一打席でも多くこなしたい」と、2軍で貪欲にバットを振り込んでいる。(浦響子)


2016年07月26日火曜日


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