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<E番アナの応援席>ルーキー足立 反省と分析で結果出す

東北楽天―阪神 2回の満塁のピンチを無得点に抑えベンチへ引き揚げる東北楽天先発の美馬。捕手足立=2016年6月2日、コボスタ宮城
菅生翔平アナウンサー

 東北楽天の順位は25日現在4位。3位ロッテとのゲーム差は12.5と開いていますが、主力が離脱した中で踏ん張っています。
 やはり一番の痛手だったのは、キャプテンの嶋基宏捕手の故障です。離脱後、連敗は9まで伸びました。そんな中、活躍したのがドラフト6位ルーキーの足立祐一捕手です。
 梨田監督も「よく勉強してやっている」と、その姿勢を認めていました。ただ、本人は「まずは結果が伴ってこないと」と、あくまでも結果を求めているようです。
 6月25日のソフトバンク戦で、こんなシーンがありました。交流戦で大ブレークした城所龍磨外野手に盗塁を決められた足立は「スタートを見た瞬間は刺せると思ったんですけどね。悔しかったです」と、珍しく悔しさをあらわにしていました。
 翌日の試合前、城所に前日の盗塁について聞くと「スタートは悪くはなかったと思いますけど…。なめられてますね」と笑いながら話していました。
 それもそのはず、城所はプロの世界で12年間、代走・守備で生き抜いてきた実績がある一方、足立は26歳のルーキー。私も聞いた手前、失礼だったかなと反省しました。
 しかし、この日も先発マスクをかぶった足立は七回に城所が盗塁を仕掛けた際に、矢のような送球でアウトにしたのです。城所にとって、今季初めての盗塁死でした。
 「ビッグマウス」でも何でもなく、前日の反省と冷静な分析に基づき、結果を出しました。盗塁阻止率は嶋を上回ります。5月は5点台だった防御率は6月には3点台に改善、7月も4点台になっています。自らが求めている結果を出しています。嶋は22日に復帰しました。
 足立がこれから、どう存在感を示してくれるかに期待です。(東北放送アナウンサー)


2016年07月26日火曜日


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