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土崎空襲と長崎原爆 体験伝え平和願う

被爆体験を語る末永さん

 1945年8月、長崎に投下された原爆と秋田市であった土崎空襲の体験者による「ナガサキ・土崎 被爆証言講話会」が23、24日、秋田市にぎわい交流館AUであった。市の主催で両日とも同じ内容。24日は市民約50人が聞き入った。
 被爆体験を語ったのは長崎平和推進協会の末永浩承継部会長(80)。当時、実家のあった長崎市から約30キロ離れた場所へ疎開しており無事だったが、10日後に市内に戻り、街の惨状を目の当たりにした。「核兵器の問題は私たちの問題であり、決して昔話ではない」と強調した。
 土崎空襲は、終戦前夜の8月14日夜から15日未明にかけてあった。体験者らでつくる土崎港被爆市民会議は、空襲によるけがで終戦直後に亡くなった19歳の女性をモデルに慰霊碑を建てている。市民会議のメンバー伊藤津紀子さん(75)=秋田市=は「女性は、悔しいと言って亡くなった。その気持ちを思うと胸が詰まる」と平和の重みを伝えた。


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2016年07月26日火曜日


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