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<筒砂子ダム>国交省、事業化手続き着手へ

 国土交通省は26日、宮城県加美町の筒砂子ダムについて、調査段階から建設段階に移行するため、県の同意を得た上で、事業化手続きに着手する方針を示した。2017年度予算概算要求に盛り込む見通し。
 地元負担が生じる県に対し、建設に向けた予算化への意見を求める。県は8月1日までに回答するとみられる。同省は8月上旬にも開く学識経験者らによる第三者委員会の事業評価を踏まえ、用地補償の調査費などを概算要求する。
 筒砂子ダムは高さ約100メートル、長さ約350メートル、総貯水容量は約4570万立方メートル。総事業費は約1200億円に上る。県が1984年、鳴瀬川の治水などを目的に調査に着手したが、本格的な建設工事には至らなかった。
 国は92年、同じ鳴瀬川支流で田川ダム建設に向けた調査を開始したが、2010年に国のダム事業見直しの対象となり、13年に建設中止が決定。筒砂子ダムは事業主体が県から国に移され、地質調査などが続いていた。


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2016年07月27日水曜日


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