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<高校野球宮城>仙台育英、連覇ならず

仙台育英−東北 東北に敗れ、スタンドへのあいさつを終え、主戦の中島(左から3人目)ら泣き崩れる仙台育英ナイン

 「セーフ」。本塁のクロスプレーで主審の声が響くと、仙台育英ナインはうずくまった。東北との激闘の末に力尽き、2連覇の夢がついえた。
 3−3の延長十一回1死三塁で、二塁手の瀬戸主将が打球を捕り、本塁へ走る三走を刺そうと、捕手の若狭に送球した。だが、ショートバウンドして一塁側にそれ、若狭のタッチは間に合わなかった。
 勝負どころで出た、わずかな守備の乱れ。瀬戸主将は「自分の責任。しっかり投げていれば、アウトにできた」と悔し涙を流した。
 それまで攻守とも踏ん張った。序盤から2度先手を取られるも打線がその度に挽回。主戦中島も六回以降は立ち直り、伸びのある速球で無失点でしのいだ。「勝ちたい。それしか考えずに投げた」
 昨夏の甲子園で準優勝した先輩たちの後を受け、ここまで必死に戦い抜いてきた。「1年間、重圧の中で練習してきた」と瀬戸主将。佐々木監督は「昨年と比較されて苦しんだ子たち。よく頑張ったと思う」とねぎらった。(原口靖志)


2016年07月27日水曜日


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