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<ベガルタ>金久保 復帰へ一歩

紅白戦に復帰した金久保(中央)=仙台市の紫山サッカー場

 右太もも裏付近の肉離れのリハビリに励むJ1仙台のMF金久保順(29)が28日、約2カ月ぶりに紅白戦に出場した。「まだ100パーセントの状態ではない」と話す一方、「プレーできたことに満足している」と順調な回復ぶりをうかがわせた。早ければ、来月6日のアウェー鹿島戦で復帰する。「試合に出る準備を焦らず進めたい」と力強く語った。

◎「レギュラー取り戻す」

 紅白戦では、控え組の右サイドハーフを務めた。ピッチ全面を使った実戦は久しぶりだが、2トップの一角に入ったパブロジオゴに鋭いスルーパスを通すなど、切れのある動きを披露。渡辺監督は「おっかなびっくりの思いもあったと思うが、(紅白戦に)合流できたのは大きな進歩。焦ることなく、調子を上げてほしい」と満足そうに語った。
 入団2年目の今季、初めて開幕先発メンバーに選ばれた。以降、リーグ戦11試合に先発。順調に活躍していた5月29日の新潟戦後、肉離れが発覚した。再発を繰り返し、離脱が長期化した。
 「ゴール前のパス、シュートの精度など、質をチーム全体で高めないといけない」。前節まで8試合、ピッチの外で戦況を見る中、気付いた。「実力通りの結果が多い。下位には勝てるが、もっと上位に勝つことが重要」と語気を強める。
 戦線を離れている間に、同じ位置を務めるパブロジオゴが入団し、代わりに先発した奥埜はゴールを決めるなど活躍した。
 「レベルの高い競争がチームにあることはいいこと。レギュラーを取り戻せるように頑張る」。激しい競争を勝ち抜き、再び躍動する日を思い描く。
(狭間優作)


2016年07月29日金曜日


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