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<青森空襲71年>平和の日 悲惨な戦争忘れぬ

戦没者慰霊祭で祭壇に折り鶴をささげる中学生

 青森空襲から71年となる28日、初の「青森市平和の日」として市主催の平和祈念式典が同市の県民福祉プラザで開かれた。戦没者遺族や市民、市内の中高生ら約350人が参加し、平和への思いを新たにした。
 はじめに「戦没者慰霊祭」が行われ、全員で黙とう。鹿内博市長が「深い悲しみに耐えて歩んできたご遺族に敬意を表する。悲惨な戦争を忘れず、平和政策を進めていきたい」と追悼の言葉を述べた。
 参加者は1人ずつ祭壇に白い折り鶴をささげ、犠牲者に平和を誓った。
 青森中央高演劇部は、青森空襲を描いた創作劇「7月28日を知っていますか?」を上演した。「町全体が火の海になった」「子どもを抱いた女性が必死で助けを求めていた」など体験者の証言や戦争の恐ろしさを体全体で表現する熱演に、観客も真剣に見入った。
 同市浦町中は、3年生約130人が式典に参加。藤沢花帆さん(15)は「空襲があるのに逃げることを禁止されていたことに驚いた」と話し、渡辺隆広さん(14)は「東京大空襲を体験した祖母に聞いた話と似ていて、戦争の怖さが伝わってきた」と感想を述べた。
 同市南中合唱部による平和コンサートもあった。


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2016年07月29日金曜日


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