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学生フォーミュラ 岩手の技術力で初Vへ

岩手連合チームが開発したレーシングカー

 学生が製作したレーシングカーの性能を競う「全日本学生フォーミュラ大会」が9月に迫り、電気自動車(EV)クラスに2年連続で出場する岩手連合チームが28日、県庁で競技車両を公開した。昨年の車両と比べ、大幅な軽量化に成功した。ブルーのスタイリッシュなニューマシンで全国の頂点を目指す。
 連合チームは一関高専と岩手大、岩手県立大の学生19人。「意のままに操れる車」をコンセプトに軽量化を目指した。
 運転席の左右にあったバッテリーを後方に集約するなど改良を施し、車両重量は120キロ減の380キロとなった。昨年に続き二つのモーターの駆動力を左右の車輪に適切に配分する独自開発の装置を搭載し、高い運動性能を確保した。
 初めて出場した昨年は、安全装置の不具合で電気車検を通過できず、タイムや走行性能を競う「動的審査」に出場できなかった。今回は電気システムの点検にも万全を期す。
 チームリーダーで一関高専専攻科1年の菊地俊行さん(20)は「目標は優勝。結果を出して、岩手県の技術力を全国に発信したい」と抱負を語った。
 発表会には、EVクラスに4年連続で出場する東北大のチームリーダーで工学部3年沢瀬燈(あかり)さん(20)も同席。「チームの知名度は宮城県内でもまだ低い。優勝して高めて、今後の活動の充実につなげたい」と意気込みを語った。
 大会は9月6〜10日、静岡県袋井市で開催。ガソリンエンジン車(ICV)クラスと合わせ、国内外から106チームが参加する。


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2016年07月29日金曜日


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