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<避難解除>川俣・山木屋「17年3月末に」

 福島県川俣町は28日、東京電力福島第1原発事故で山木屋地区に出されている避難指示について、来年3月末の解除を目指すことを決めた。8月1日に国に提出する要望書に盛り込む。
 解除目標は28日の町議会全員協議会と行政区長会議を経て決まった。町は町議会、行政区長会と共に国の原子力災害対策本部や環境省などに要望書を出す。
 要望書では他に、局所的に放射線量が高いホットスポットの再除染や、昨年9月の関東・東北豪雨で被災した農地の復旧支援、地区内の営農再開に向けた財政支援を要請。除染廃棄物の仮置き場の早期撤去も求める。古川道郎町長は協議会後「来年3月末の解除を求める住民の要望を重視した。住民が帰って良かったと思えるよう、生活環境の整備を進めたい」と述べた。国に要望後、早期に住民懇談会を開催したい意向だ。
 山木屋地区の避難指示解除時期を巡っては、病気療養していた古川町長が5月に退院後、8月末を目標にすると表明。地元自治会が「復興拠点施設の整備や除染後の農地引き渡しが進んでいない」と来年3月末への延期を要望したのを受け、町は目標を撤回して町議会などと再協議していた。


2016年07月29日金曜日


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