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震災補助金不正受給 商工会前会長に懲役1年

 福島県川俣町商工会が東日本大震災と東京電力福島第1原発の復興事業に関して国の補助金を不正受給したとされる事件で、福島地裁は28日、補助金適正化法違反の罪で、前商工会会長の会社役員青木博一被告(68)=川俣町鉄炮町=に懲役1年(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡した。
 判決によると、元商工会事務局長の無職中山勝司被告(69)=伊達市梁川町桜町、同罪で公判中=らと共謀して2013年4月ごろ、町内の夏祭りなどで経費を水増しした領収書や、虚偽の実績報告書を経済産業省に提出。補助金約421万円を不正に受け取った。
 嫌がる職員に水増し領収書の作成を強く促したり、水増しで発生した預金残高を私的に引き出したりしたとして、地裁は青木被告を不正受給の首謀者と認定。宮田祥次裁判長は「巧妙で悪質な犯行。反省の態度がうかがえず、実刑が相当だ」と述べた。


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2016年07月29日金曜日


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