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<熊本地震>音楽シーン再建 東北から支援

 東日本大震災を経験した東北の音楽関係者が、熊本地震で被災したライブハウスなどの再建に協力する企画「Unfaded Kumamoto Music Scene Project」への支援を始めた。熊本市で29日に開かれる企画の立ち上げイベントには、仙台市のヒップホップグループGAGLE(ガグル)が無償で出演する。
 企画を主宰する熊本市の団体職員大館裕右さん(24)によると、地震による被災で営業再開を断念したライブハウスやクラブは同市で3、4軒、大分県由布市で1軒。設備の修理費が高額だったり、入居先のビルが解体されたりするためだという。
 企画名の「Unfaded」には「消えない」の意味があり、「熊本の音楽シーンを絶やさない」(大館さん)との思いを込めた。チャリティーイベントやクラウドファンディングで資金を集め、ライブハウスの移転費用などに充ててもらう考えだ。
 企画にはガグルのほか、盛岡市などが拠点の音楽レーベル「JAZZY SPORT」も賛同し、特別なミックスCDやTシャツの作製で資金獲得の一助を担う。
 大館さんは「東北からの企画への反応が大きく、ありがたい。音楽や文化の力で復興に挑戦する姿勢を共有し、共に前に進んでいきたい」と話す。


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2016年07月29日金曜日


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