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<熊本地震>県、被災者受け入れ100人突破

 熊本地震の被災者を一時的に県内のホテルや旅館に受け入れる県事業の申込者数が、29日現在で100人を超えた。家屋倒壊など大きな被害に見舞われた地域の被災者が多い。県は8月12日まで申し込みを受け付けており、被災者に利用を呼び掛けている。
 県観光課によると、申込者数は44世帯102人。最も多いのは、震度7を2度記録した熊本県益城町で18世帯38人。同じく震度7を記録した西原村が6世帯16人、南阿蘇村が4世帯9人で続く。
 事業が始まった5月中旬以降、これまでに16世帯37人を受け入れた。8割以上が仙台市青葉区の作並温泉の旅館やホテルに宿泊し、松島町や蔵王町にも滞在した。1カ月以上の長期避難も1人が利用している。
 熊本県内の避難所が解消されない状況を踏まえ、県は6月下旬に事業を当初計画から2カ月間延長。出発日を決めないフリープラン(4泊5日以内)を中心に、8月には28世帯、65人が申し込んでいる。
 熊本市中央区の左官業大町秀夫さん(59)は自宅が全壊し、同市総合体育館で避難生活を送る。家族3人と避難所で知り合った友人の計5人で25〜29日、作並温泉に滞在した。「自然に親しむことができ、熊本と違う雰囲気を味わえた。気分転換になった」と話した。
 受け入れは8月31日まで。今後も申込者数は増える見通しで、県観光課の担当者は「まだまだ厳しい生活が続くとは思うが、宮城でゆっくりと過ごし、リフレッシュしてほしい」と話している。


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2016年07月30日土曜日


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