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<つがる市図書館>イオンモール内に開館

リンゴ箱の本棚など木の風合いを生かした内装のつがる市立図書館

 つがる市初の市立図書館が29日、同市の大型商業施設「イオンモールつがる柏」内に開館し、初日から多くの市民らでにぎわった。図書館流通センター(東京)が指定管理者として運営に当たる。イオンモール内の図書館は東日本で初めて。
 開館式典で福島弘芳市長が「末永く愛される図書館になることを願う」とあいさつ。オープン後約1時間で500人以上が来館し、真新しい机で中学生、高校生らが勉強に励む姿も見られた。
 つがる市は2005年、青森県木造町、森田村、柏村、稲垣村、車力村が合併して誕生。いずれの地区にも図書館がなく、市立図書館設置を模索していたところ、イオン側がイオンモールでの開館を提案した。市民アンケートでも「買い物ついでに利用したい」との要望が多く、昨年12月から開館準備を進めてきた。
 図書館はイオンモールつがる柏別館1階の約1600平方メートルで、学習室45席を含む全185席。蔵書は約8万冊。司書を含むスタッフ8人を配置する。地域の特色を取り入れ、縄文文化の関連図書や農業関係の専門書を充実させるという。
 エントランスには「タリーズコーヒー」が入居、館内(一部エリア)でコーヒーを飲みながら読書を楽しめる。本棚にリンゴ箱を使うなど、木の風合いを生かした空間も特長だ。
 開館は午前10時〜午後8時。休館日は毎月最終月曜。同市への通学・通勤者、五所川原圏域定住自立圏住民、県内図書館共通利用券を持つ県民も利用できる。
 市社会教育文化課の担当者は「初めての試みで不十分な点もあると思うが、住民と充実した図書館をつくっていきたい」と話す。
 市の初期投資は約4億1000万円。年間5000万円(初年度4600万円)の指定管理料、イオンへの賃料2500万円を負担する。


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2016年07月30日土曜日


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