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災害医療想定「パネル救命室」商品化

完成したパネル組み立て型ER

 福島県が開発を支援してきた医療機器「パネル組み立て型ER(緊急救命室)」が商品化され、発表会が29日、取り扱う福島県立医大であった。災害現場などでの活用が期待される。
 商品化は、段ボール製造の神田産業(須賀川市)が中心となった。4.8メートル四方、高さ2.4メートルの2室連結型。軽くて強いハニカム段ボール製のパネル40枚を使い、5人が約1時間で工具なしで組み立てられる。
 照明や空調設備を取り付けられ、清潔な衛生環境も保てる。フィルム加工のため消毒すれば再利用できる。6月には同様のERが熊本地震の被災地に提供された。医大は当面、感染症患者の初期対応に活用する。
 神田産業の神田雅彦社長は「多くの病院に使ってもらい、意見を頂きながらさらに機能を磨いていきたい」と語った。
 県は2014年から、災害救急分野の医療機器を開発する6グループの研究費を補助している。


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2016年07月30日土曜日


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