宮城のニュース

<ベガルタ>ウイルソン3戦連続弾ふい

福岡―仙台 前半36分、仙台・ウイルソンが先制ゴールを決め、奥埜(右)と喜び合う(山本武志撮影)

 無風の気温30度近いピッチで躍動したのは、やはり夏に強いウイルソンだった。2戦連続で得点している好調さを維持して決定力を発揮。仙台に入団した2012年以来の3戦連続ゴールに「うれしい。このまま(得点し)続けていきたい」と淡々と語った。
 前節の湘南戦は自身が左サイドを切り裂いて豪快に決めた、いわば個人技でのゴール。この日は違った。前半36分、チームで巧みにボールを回した後、エリア内右側で大岩が前を向きながら「走ってきてくれると思った」と、後ろの奥埜に狙い澄ましてパス。その奥埜がすかさず短いクロスを上げると、ゴール前で待ち構えていたウイルソンは右足で押し込むだけでよかった。
 チームが掲げる「賢攻」と言うべき連動性のある攻撃に、ウイルソン自身も「チームが上昇中ということを示せた」と喜んだ。
 それだけに、後半の失点が痛かった。主将の富田は「仙台では体験できない暑さでやってみて(体に)こたえた」と他の選手の思いを代弁。シュートも後半はチームで1本のみ。足が止まった隙に追い付かれたことを悔やみつつ、「勝ち点1は拾えた。プラスに考え、次は粘り強く戦いたい」と続けた。次節も敵地。第1ステージの覇者・鹿島に挑む。(加藤伸一)


2016年07月31日日曜日


先頭に戻る