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<インターハイ>関本(秋田大館鳳鳴)逃げ切りV

女子400メートル障害 59秒14で初優勝を飾った大館鳳鳴の関本(右)

 全国高校総合体育大会(インターハイ)第4日は31日、岡山市のシティライトスタジアムなどで14競技が行われ、陸上女子400メートル障害で関本萌香(秋田・大館鳳鳴)が59秒14で制し、男子は佐藤駿真(秋田・湯沢翔北)が6位に入賞した。女子円盤投げは斎藤真希(山形・鶴岡工)が46メートル14で2位。自転車の男子スクラッチで根本雄真(福島・学法石川)が優勝、ケイリン男子は高木郁哉(仙台商)が2位になった。

◎前半で勝負奇襲ピタリ 女子400障害
 女子400メートル障害決勝は予想外の展開だった。先行したのは、58秒台のタイムを持つ優勝候補筆頭の3年生小山(神奈川・橘)ではなく、小山の一つ内側のレーンを走る2年生関本(秋田・大館鳳鳴)。1台目のハードルから飛ばす。
 「勝つには8台目までに差をつけ、逃げ切るしかない」(宇佐美監督)という奇襲作戦。狙い通りの展開となり、最後の直線で小山に差を詰められながら、0秒04差で振り切った。
 「うれしい。応援してくれるたくさんの人のおかげです」。大会のニューヒロインは肩で息をしながら、笑顔で語った。
 小学4年から始めたハードル技術を生かし、前半からハードル間15歩という少ない歩数で攻めた。後半スタミナ切れする恐れはあったが、「やっぱり私の勝負は前半」の思いを貫いた。
 大舞台で力を発揮する2年生も、前夜は「おなかが痛くて目が覚めた」ほど緊張。スタート直前、「もえか、ガンバー(頑張れ)」と声援を送るチームの仲間をスタンドに見つけ、「ほぐれました」と集中できた。
 6月の東北大会で初めて1分を切り、7月の秋田県選手権で59秒07の自己記録を出した伸び盛り。高校日本一を手にし、次は「早く58秒台を出したい」と貪欲に語った。166センチ、47キロ。(野仲敏勝)


2016年08月01日月曜日


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