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<フラガール>モアナさん夢舞台ラストダンス

ラストステージで踊るモアナ梨江さん(中央)

 福島県いわき市にある温泉レジャー施設・スパリゾートハワイアンズのダンスチーム「フラガール」のリーダー、モアナ梨江(本名・大森梨江)さんが7月30日夜、最後のステージを終え、引退した。セレモニーで「自分の夢だったステージで12年間、踊ることができ、本当に幸せだった」と語った。
 満員の2000人が見守る中、ポリネシアンショーに出演。クライマックスでは白い衣装で情熱的なソロダンスを披露した。「途中で胸がいっぱいになり、涙が出た」というが、最後は満面の笑みで手を振り、ステージに別れを告げた。
 モアナさんは、東京電力第1原発事故で全町避難が続く福島県双葉町出身。事故後の2012年6月にリーダーとなり、復興を目指す福島の象徴となったチームを率いてきた。
 セレモニーでモアナさんは、原発事故後に双葉町民が集団避難していた埼玉県加須市で踊ったことを振り返り、「古里の人の力になれば、との思いが芽生えた。福島、東北の人のために少しでも役に立てたとしたら、こんな幸せなことはない」と話した。


2016年08月01日月曜日


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