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<楽天ファームだより>安楽智大投手/9回投げ切り自信

 7月20日のDeNA戦で、プロ初の公式戦完封勝利を飾った。安打7本を許しながらも最速147キロの直球で打たせて取り、内野ゴロは13個を数えた。プロで自己最多の137球と球数は多かったものの、「調子が悪い中でも抑えられた」と結果につなげた。
 2軍では主に先発で9試合(54回2/3)に登板し3勝1敗、防御率2.96の好成績を残す。要因は昨オフに取り組んだ筋力強化。下半身の筋肉が増えて投球フォームが安定し、直球の球威が増した。一方で得意のスライダーなど変化球には「もっと精度を上げていかないといけない」と改善の余地を感じている。
 高卒2年目。今季は1軍の先発として期待され、4月下旬から約1カ月間に3度の先発機会を得たが、2敗に終わった。序盤をほぼ完璧に抑えながら中盤に大量失点する展開が目立つなど、スタミナ面を不安視された。交流戦で一度は救援に転向したが、6月上旬の2軍降格後に再度先発で試合を重ね、今回の完封勝利で存在感を示した。「長い回を投げることが課題だったので、最後まで投げ切れたのは自信になる」と大いに手応えを得た。
 1軍は8月に6連戦が多く、近日中に先発として昇格する公算が大きい。「チャンスがあれば、何とか結果を出して応えたい」と飛躍を期している。

◎直球に力強さ増す/平石洋介2軍監督

 DeNA戦は球数がかさんだが、一皮むけてほしい思いから完投させた。独特のテークバックはタイミングを取りにくく、球速以上に相手打者は打ちづらいだろう。昨季と比べ直球に力強さが増し、相乗効果で変化球も生かせている。

<あんらく・ともひろ>15年ドラフト1位。19歳。愛媛県出身。186センチ、87キロ。右投げ左打ち。愛媛・済美高出。背番号20。


2016年08月02日火曜日


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