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<つや姫>販売堅調で作付面積拡大へ

 山形県などでつくる山形つや姫ブランド化戦略推進本部は1日、山形市内で会合を開き、2017年産「つや姫」の県内作付面積を500ヘクタール拡大し9300ヘクタール(生産量4万9000トン)程度と決めた。品質の向上を目指すため、技術レベルの高い生産者「つや姫マイスター」が基準田を設置し、作付けを始めたばかりの生産者に生育状況の比較をできるようにするなど、栽培指導体制も強化する。
 推進本部によると、15年産つや姫の販売状況は堅調で、作付けを希望する生産者が多いことを踏まえ面積拡大を決めた。つや姫の5月末の取引価格(玄米60キロ当たり)は1万7929円で、全銘柄平均を4600円上回っており、面積を広げても高価格を維持できると判断した。
 新たに設置が決まった「マイスター基準田」では、生育状況を実際に確認しながら、マイスターから指導や助言をできる体制をつくる。
 つや姫栽培は、作付面積が一定規模以上である必要がある。本年度からは、技術水準をクリアした中小規模の生産者に対して基準を緩和しているが、その特別認定制度は継続することにした。
 会合では、委員から「ブランド米にとって最も大切なのは品質だ」との意見が相次ぎ、品質の維持向上に注力すべきだとの認識で一致した。
 つや姫の県内作付面積はデビューした10年産が2500ヘクタール。11年産3200ヘクタール、12年産6500ヘクタール、15年産7700ヘクタールと着実に拡大している。


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2016年08月02日火曜日


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