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<全町避難>浪江の農家 宿泊可能に

 国の原子力災害現地対策本部は、東京電力福島第1原発事故に伴い全町避難する福島県浪江町で、営農再開に取り組む農業関係者の宿泊を今月上旬から例外的に認めることを決めた。暑い日中を避けて除草などを行えるようにする。5日にも宿泊が始まる見通し。
 町内に12ある復興組合の加盟農家が対象。各組合が希望者と期間をまとめ、町を通じて国に申請し、許可を得る。帰還困難区域と除染の済んでいない家屋には泊まれない。組合には計約200人が加盟する。
 現状では日中しか作業できず、町民約40人から宿泊容認を求める要望が寄せられていた。町復興推進課は「夜遅くまで作業し、長時間かけて避難先に帰ると交通事故の危険も大きい」などと説明。国の担当者は「(認める前には)自宅の状況なども確認する」と話した。
 浪江町では9月1〜26日、帰還困難区域以外で一般町民向けの特例宿泊が初めて実施される。


2016年08月02日火曜日


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