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<インターハイ>遠藤、無念3位 男子5000

男子5000メートル決勝 14分7秒87で3位に入った福島・学法石川の遠藤(中央)

 第5日は1日、岡山市のシティライトスタジアムなどで12競技が行われ、陸上男子5000メートルで優勝が期待された遠藤日向(福島・学法石川)が14分7秒87で3位に終わった。

◎留学生のペース対応できず

 24年ぶりに留学生以外が優勝するかどうかに注目が集まった陸上男子5000メートルで、日本長距離界のホープ、遠藤(福島・学法石川)は留学生2人に大差をつけられ、3位に終わった。「期待を裏切るレースをしてしまい、申し訳ない」とうなだれた。
 「強い気持ちでスタートラインに立った」はずだった。ところが、先頭集団を引っ張るニジオカ(岡山・倉敷)とグレ(北海道・札幌山の手)が予想以上のハイペース。1000メートルを2分44秒、次の1000メートルも2分44秒と、日本高校記録ペースで飛ばす。
 「2000メートル地点できつかった」とさすがの遠藤も自重。「ニジオカ選手はハイペースで行って後半つぶれる(タイプ)。ラスト1000メートルから勝負」と思い、いったん2人から離れたが、ここから「全く足が動かなくなった」。追い上げ態勢をつくることもできず、公言し続けた1500メートルとの2冠は成らなかった。
 優勝したニジオカとは約13秒の差。3位でフィニッシュした後、トラックに大の字にひっくり返り、大きく腹を波打たせた。「悔しさもあったが、とりあえず、最後のインターハイが終わったな。そんな気持ちでした」。ほろ苦い思いで、岡山の夜空を見上げた。170センチ、56キロ。3年生。
(野仲敏勝)


2016年08月02日火曜日


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