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<臨時国会召集>東北新人議員ら参院登院

国会議事堂の前で記者のインタビューに応じる木戸口氏=1日午前8時すぎ、東京都千代田区

 臨時国会が召集された1日、7月の参院選の東北6選挙区で当選した議員6人が登院した。初当選や復活を果たした議員たちは、晴れやかな表情で国会議事堂に入り、東日本大震災からの復興や憲法問題、環太平洋連携協定(TPP)など国政課題への対応に使命感を燃やした。

 岩手選挙区で初当選した生活の党の木戸口英司氏(52)は午前8時すぎ、国会の正門をくぐった。小沢一郎党代表の秘書経験もあるが、正門から入ったのは初めて。「裏方で働いてきただけに議員バッジを着けて働く重さはよく知っている」と緊張した様子で語った。
 震災復興や人口減少対策、安保法制廃止、改憲阻止を抱負に掲げ「岩手のために働く決意を新たにした。国政と地域課題をつなぐため、議員の仕事に慣れ、早くいろいろなものを吸収したい」と表情を引き締めた。
 山形選挙区で3年ぶりの復活を果たした無所属の舟山康江氏(50)は2期目の任期が始まった心境を「原点に返った気持ち」と表現。選挙戦では、1期目から一貫するTPPへの反対姿勢を強調。「参加国が合意した今、やるべきは協定内容を開示し、国民生活に及ぼす影響を分析すること」。本格審議が始まる秋の臨時国会を前に問題提起した。
 2012年に民進党(当時は民主党)を離党し、現在も無所属。それでも、会派は古巣と同じ「民進党・新緑風会」に入った。「野党が弱くなった今、ばらばらでは与党に太刀打ちできない」と説明した。
 青森選挙区で自民党現職との激戦を制した民進党の田名部匡代氏(47)は3期務めた衆院からのくら替え。4年ぶりの国政復帰に「帰ってきた。感謝の思いと責任の重みをかみしめている」と目を潤ませた。
 自身が国政の舞台から去った間に、「自民党1強」体制は進んだ。「安倍政権は地方の暮らしの実態を分かっていない。県民の声を届け、苦しみが希望に変わるように努力する」と誓った。


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2016年08月02日火曜日


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