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えぇっ!?「東京M9、震度7」気象庁誤報

 気象庁は1日、東京湾でマグニチュード(M)9.0以上の地震が発生したとの緊急地震速報を出し、直後に取り消した。首都圏では電車が運転を見合わせるなどの影響が出た。実際に地震は起きておらず、落雷による誤信号が原因の可能性があるとみて、気象庁が状況を調べている。
 気象庁によると、1日午後5時9分ごろ、千葉県富津市付近で最大震度7が予測されるとの緊急地震速報を発表したが、揺れが観測されなかったため、取り消した。同12分ごろにも震度5弱以上を予測した速報を発表したが取り消した。
 誤報により、都営地下鉄や東武鉄道、京浜急行電鉄など首都圏の一部の鉄道会社は、いったん電車の運行を見合わせた。いずれも1分程度で運転を再開。JR東日本や東京メトロは独自の地震計測システムを持っており、影響はなかった。
 仙台市青葉区の藤崎では本館、一番町館、大町館、ファーストタワー館の全てで警報が流れた。従業員が来店客を避難誘導するなど一時緊張が走った。
 本館1階にいた一部の客は外の商店街側に避難。2階以上の客には、従業員が「慌てずにしゃがんでください」「エレベーターやエスカレーターの使用は控えてください」などと呼び掛けた。約5分後に誤報と分かると館内アナウンスで放送し、通常営業に戻った。
 気象庁によると、緊急地震速報には「予報」と「警報」の2種類があり、今回出されたのは鉄道事業者などを対象とした予報だった。2カ所以上の観測点データを利用する警報と比べ、予報は1カ所のデータだけで出されるため、速報性は高いが正確性に欠ける。


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2016年08月02日火曜日


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