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<楽天>銀次が決めた 8月攻勢へ勢い

9回東北楽天1死満塁、サヨナラ打を放ち両手を広げ喜ぶ銀次(坂本秀明撮影)

 投手戦に終止符を打ったのは銀次の一打だった。東北楽天は1−1の九回1死満塁、前進守備で狭くなった一、二塁間をゴロで泥くさく破った。「ここで決めないとまずい雰囲気がベンチにあった。投手陣も必死に投げていたので何とかしたかった」。尻上がりに調子を上げた西を、最後にようやく攻略した。
 八回まで散発4安打の打線が目覚めた。代打アマダー、ウィーラーの連続中前打で無死一、二塁を築くも、聖沢諒が送りバント失敗。しぼみかけた押せ押せムードを、今江敏晃が右前打で引き戻した。「聖沢の失敗をカバーできて良かった」
 外国人選手との兼ね合いで銀次は先発を外れることもある。それでも「試合前の練習で準備をしっかりするだけ」と自分を見失わず努力してきたのが実った。
 7回1失点と先発の仕事をした塩見貴洋に続き、福山博之、ミコライオが八、九回を三者凡退でしのいで流れを呼び込んだ。「勝ちパターンの継投でサヨナラ勝ちを待っていた。最高の結果になった」と梨田昌孝監督も喜びを隠さなかった。
 クライマックスシリーズ進出の望みをつなぎたい8月反攻の初戦、一丸の野球で勢いを得られそうな勝利を手にした。(佐々木智也)


2016年08月03日水曜日


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