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<インターハイ>菊池圧巻V 男子円盤投げ

男子円盤投げ決勝 55メートル39で優勝した菊池

 第6日は2日、岡山市のシティライトスタジアムなどで16競技が行われ、陸上男子円盤投げは菊池颯太(青森・弘前実)が55メートル39で優勝した。

◎理想の感覚 無心が奏功

 本人も驚く放物線だった。陸上男子円盤投げ決勝で、優勝候補の菊池(青森・弘前実)が、大会前の自己記録(51メートル59)を大きく超える55メートル39をマークして圧勝。「今までにない感覚。(レベルが)一つ上がったと思う」と、派手なガッツポーズが飛び出した。
 決勝は1投目から52メートル14の自己新を出し、波に乗った。直前の予選は入りが悪かったため、決勝前に倉水監督から「迷わない」「弱気にならない」ことをアドバイスされ、「無心で投げた」のが奏功した。
 そして、2投目に優勝記録が出た。体の回転と手に持つ円盤の動きが「理想通り」にぴたりと合い、腕を振り抜く感覚は未体験。力強く放たれた円盤は、大会記録のラインまで20センチに迫る地点で落下し、会場をどよめかせた。
 181センチ、77キロの3年生。円盤投げ選手としては線が細いものの、腕の長さと瞬発力を生かした遠心力で遠くに飛ばす。5月に51メートル台を連発した後、記録を狙い過ぎて低迷した時期もあったが、「いつかは爆発するだろう」と信じて体づくりと技術練習に打ち込み、大舞台で結実した。
 大学でも競技を続ける。高校王者の称号を手にし、「いつかは円盤投げの日本記録を出して、世界で戦える選手になりたい」と目標を掲げた。(野仲敏勝)


2016年08月03日水曜日


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