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福島の観光客5000万人突破 震災前の9割回復

 福島県は2日、2015年の観光客入り込み数が東日本大震災後としては初めて5000万人を超え、前年比7.3%増の約5031万人に達したと発表した。震災前の10年(約5718万人)の9割近くまで回復した。
 県観光交流課は「常磐自動車道が全線開通したことや、昨年4〜6月に展開した大型観光宣伝『ふくしまデスティネーションキャンペーン(DC)』が前年からの増加につながった」とみている。
 地域別では浜通りが前年比13.7%増の約1078万人。中通りが2.6%増の約2064万人、会津が9.2%増の約1890万人だった。
 県内全体の観光客は11年、震災と原発事故の影響で前年比38.4%減の3521万人に落ち込んだ。
 観光復興を目指す県は本年度、外国人の誘客拡大に向け、海外向けホームページを開設したり動画投稿サイトを活用したりして情報発信を強化する。観光交流課の担当者は「教育旅行にも力を入れ、震災前の観光客数に戻したい」と話す。
 観光庁によると、15年の福島県の外国人延べ宿泊者数は5万6420人で、10年(9万6040人)の6割程度にとどまる。


2016年08月03日水曜日


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