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<リオ五輪>競泳小関「メダル取って一人前」

本番プールで調整する小関

 競泳平泳ぎの小関也朱篤(ミキハウス、山形・羽黒高−日体大出)が2日、試合会場で約3時間調整し、「すごく泳ぎやすい。メダルを意識して臨みたい」と初出場となる五輪へ闘志を燃やした。
 腕の動きやキックの強さを一つ一つ確かめながら泳いだ。前日夜に初めてこのプールで泳いだといい、「会場は意外とコンパクトで、東京辰巳国際水泳場のよう。いつも通り」とすっかり雰囲気になじんだようだ。
 個人では100メートル、200メートルと2種目にエントリーしているが、「もちろん(得意の)200メートルを中心に練習してきた」と言い切る。強豪選手に持ちタイムに差がなく「引き離すイメージは湧かない。(先行し)逃げ切るか、ラスト5メートルで競り勝つ」と理想のレースを思い描く。
 課題はラスト50メートルだ。代表を勝ち取った4月の日本選手権では150メートルまで世界記録を上回るペースだったが、終盤に失速した。
 「焦らないことが大事。最終手段は目を閉じて泳いで、タッチするまで結果が分からないようにする」。国際大会で周囲のライバルを意識して不完全燃焼に終わった反省を踏まえ、「自分だけに集中すれば、結果はおのずと付いてくる」と自分に言い聞かせる。
 平泳ぎは日本のお家芸種目。第一人者の北島康介氏が引退し、24歳の新エースへの期待は膨らむばかりだ。「平泳ぎの日本代表はメダルを取って一人前。いいプレッシャーに変えて臨みたい」と本番を見据えた。(リオデジャネイロ・剣持雄治)


2016年08月04日木曜日


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