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<設備投資>東北11.4%増 製造業がけん引

 日本政策投資銀行東北支店は4日、新潟を含む東北7県の2016年度設備投資計画調査(6月現在)結果を発表した。大手電力会社分などを除く全産業の計画額は5479億円。前年度実績を11.4%上回り、3年連続で増加した。全国10地区で3番目に高い伸び率となった製造業が、全体をけん引した。
 製造業は20.8%増の3099億円で、増加は2年ぶり。全13業種のうち9業種で増え、化学(70.7%増)、食品(61.7%増)などが大幅に伸びた。石油は八戸市での大型投資が終了し、74.2%のマイナスだった。
 非製造業は1.2%増の2380億円で増加は3年連続。10業種中6業種で増え、その他非製造業は2.3倍に増加。福島県新地町で液化天然ガスの輸入基地建設が進んだ。不動産はオフィスビルや駅ビルの建設で43.2%伸びた。
 大手を除く電力は37.7%減。太陽光や風力などの再生可能エネルギーへの投資が一段落した。
 県別は表の通り。山形は医薬品を含む化学、福島は航空機関連など一般機械がリードした。青森と秋田は再生可能エネルギー関連投資の反動減が響いた。
 瀬川隆盛支店長は「医薬品など成長が有望な分野での投資が活発だ。スマートフォンや自動車など世界規模のサプライチェーンを担う企業の投資も増えた」と分析した。
 調査は6月、資本金1億円以上の全国1万1203社に郵送で実施。回答率は52.9%。うち東北7県への投資があると答えたのは1112社だった。


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2016年08月05日金曜日


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