岩手のニュース

震災不明者捜索へ沼底の音波調査を実施

小型船に乗り、沼底の形状などを音波で調べた

 東日本大震災の行方不明者の家族が再捜索を求める岩手県陸前高田市の古川沼で1、2日、東海大海洋学部の坂本泉准教授が沼底の音波調査を行った。
 市の依頼で実施。小型船に乗り、最深5メートルの沼底の形状やがれきの分布をソナーを使って把握した。結果は市に提供し、捜索に役立ててもらう。
 坂本准教授は2012年から毎年、広田湾で海洋環境を調べている。少なくとも2000個以上のがれきを確認し、車の発見につながったこともある。
 坂本准教授は「がれきの塊の場所を示せれば、ダイバーに潜ってもらうこともできる。(行方不明者の家族を)少しでも癒やせればいい」と話した。
 古川沼や広田湾を巡り、陸前高田市の不明者家族らは3月、再捜索を求める2万8000人以上の署名を同市に提出した。市は7月、岩手県警や釜石海上保安部などに要望している。


2016年08月05日金曜日


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