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<医薬品転売>元科長に1億6740万円賠償命令

 岩手県洋野町の国民健康保険種市病院で在庫の医薬品を転売したとして、業務上横領罪で懲役2年10月が確定した元薬剤科長の上戸典男受刑者(55)に対し、町が約2億5340万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、盛岡地裁は5日、上戸受刑者に約1億6740万円の支払いを命じた。
 小川理津子裁判長は「売却されたのはいずれも中古の医薬品で、賠償額は中古価格を基準に算出するのが相当」と述べ、新品価格を基準に賠償額を算出した町の請求を一部棄却した。
 水上信宏洋野町長は「判決内容を確認した上で対応を検討していく」との談話を出した。
 判決によると、上戸受刑者は1999年4月〜2013年10月、院内の倉庫にあった約40種類の中古医薬品を都内の薬品卸売業者に転売し、165回にわたって計約1億7000万円を受け取った。


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2016年08月06日土曜日


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