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<酒田消防士自殺>救助訓練中「殴られる」

 山形県酒田地区広域行政組合消防本部に所属していた男性消防士=当時(20)=が自殺したのはパワハラが原因として遺族が労災申請した問題で、男性が救助訓練中に上司から殴られるのを複数の職員が目撃していたことが5日までに分かった。
 消防本部によると、男性はチームで出場する予定だった消防救助技術を競う大会直前の2014年6月に自殺した。同8月に消防本部が全職員約200人を対象に実施したアンケートで、訓練会場が一緒だった別のチームの2人が「訓練中に男性がヘルメットの上から上司に頭を殴られているのを見た」などと答えた。
 消防側は回答した職員に聞き取りをしたが、時期や状況が曖昧でパワハラと強く疑わせる証言を得られなかった。男性が所属したチームの上司や同僚も「危険な状況があれば大きな声を出したり体を引っ張ったりはするが、特定の個人に集中することはない」と述べたため、パワハラ認定に至らなかったという。


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2016年08月06日土曜日


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