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<山形強殺>派遣社員に懲役25年判決

 山形市八森の山林で、同市東青田2丁目、職業不詳柴田健太さん=当時(29)=を殺害し財布などを奪ったとして、強盗殺人罪などに問われた同市あさひ町、派遣社員大宮真緒被告(26)の裁判員裁判で、山形地裁は5日、懲役25年(求刑懲役30年)の判決を言い渡した。弁護側は即日控訴した。
 寺沢真由美裁判長は判決理由で「計画的に実施された犯行で、執拗(しつよう)で残忍と言わざるを得ない」と指摘。「被告人が被害者の不適切な言動により、精神的に追い詰められ、犯行の決意につながったことは否定できない。同情の余地もあり、有期懲役刑の上限を一定程度下回る刑とすることが相当だ」と結論付けた。
 公判で弁護側は死体遺棄、詐欺罪は認めたが、強盗殺人罪については否認し、無罪を主張していた。
 柴田さんの遺族は「誠意ある言葉がほとんどないことにやるせなさを感じる」との談話を出した。
 判決によると、被告は山形市、無職大槻一亮被告(27)=強盗殺人罪などで起訴=、同市、無職樋渡聖弥被告(26)=同=と共謀して2014年10月29日ごろ、同市八森の山林で、柴田さんの首をナイフのような物で刺すなどして殺害。遺体を遺棄し、奪った財布に入っていたパチンコ会員カードを使い、パチンコ店から約53万円相当の景品をだまし取った。


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2016年08月06日土曜日


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