福島のニュース

<平七夕まつり>避難者と被災者 力合わせて

双葉町民と薄磯地区の住民が一緒に作った吹き流し(右)

 福島県いわき市平で6日、「平七夕まつり」が開幕した。JRいわき駅周辺の商店街に並んだ約120本の中には、東京電力福島第1原発事故の避難者と東日本大震災の津波被災者が一緒に作った飾りもあり、真夏の街を彩っている。8日まで。
 原発事故で市内に避難する福島県双葉町民の会「いわき・まごころ双葉会」は今年、同市薄磯地区の災害公営住宅の人と一緒にくす玉の付いた吹き流しを作り、通りに飾った。薄磯は市内最大の津波被災地。双葉会が住宅自治会に呼び掛け、昨秋から交流している。
 7月上旬に約40人で作った吹き流しは青、緑、赤の3本。双葉町の「双葉ダルマ」のキャラクターと、薄磯地区のシンボル・塩屋埼灯台の写真をあしらった。
 双葉会事務局長の大橋庸一さん(75)は「事故で双葉町には戻れず、長くいわき市にお世話になる。被災者同士が理解し合い、交流を続けたい」と話した。
 平七夕まつりは、1919年に開設された七十七銀行平支店が七夕飾りを出したのが始まりとされる。


関連ページ: 福島 社会

2016年08月07日日曜日


先頭に戻る