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被災地の漁港で綱渡りや玉入れ 海の大運動会

海上に張った綱を使った「海の綱渡り」

 東日本大震災で被災した宮城県南三陸町歌津の田の浦漁港で7日、海の大運動会があった。漁港内に設置された会場で、陸とは違う海上競技に挑んだ。
 参加者は、発泡スチロールのコースを走る「海上徒競走」や約100メートルの綱を手で渡る「海の綱渡り」で競った。玉入れや障害物競走もあり、住民ら約200人が大きな声援を送った。
 運動会は、震災後に行事が途絶えた地区でにぎわいを取り戻すきっかにしようと、住民や震災ボランティアが組織したNPO法人田の浦ファンクラブが2013年から始め、今回が4回目。事務局の小島なぎささん(25)=滋賀県彦根市=は「手作りの企画に内外から多くの人が集まり、田の浦を好きになる人が増えてうれしい」と話した。
 住民組織田の浦契約会の三浦富一さん(60)は「震災後、地元の祭りがなくなり、この運動会が地域の恒例行事になってきた。たくさんの笑顔を見ることができ、ボランティアに感謝したい」と語った。


2016年08月08日月曜日


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