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<リオ五輪>バドタカマツ 金へ自然体

本番を想定した練習で汗を流す松友(左)と高橋のペア

 バドミントン女子ダブルスの高橋礼華・松友美佐紀組(日本ユニシス、宮城・聖ウルスラ学院英智高出)が初めて五輪のコートに立つ。ペアを組んで約10年。世界ランク1位に上り詰めて迎える最高の舞台で金メダル候補としての期待を背負う。先輩の高橋は「自然体」をキーワードに健闘を誓った。
 数日前、高校の田所光男総監督から高橋にメールが届いた。「自然体で頑張ってください」
 1次リーグ初戦は11日。試合まで日数があり、「(メールが来るのが)早いな」と感じたが、周囲の期待が重圧になるのを心配した恩師の意図をすぐに理解した。
 「自分たちも簡単に金メダルが取れるとは思っていない。(闘志は)ひそかにしか、めらめらしていない」と平常心を強調する。
 現在の状態について「あまり緊張していない」と言う。「いろいろと意識すると、いつもと違う行動をしてしまうから」。6日(日本時間7日)にあった公開練習でもリラックスした表情を見せていた。
 試合会場の環境も2人を後押ししてくれそうだ。
 会場は巨大な倉庫のようで、仮設の観客席を設置した質素な造り。「正直言って普通の大会と変わらない印象。五輪はもっと華やかだと思っていた。インドネシアの小さい体育館のよう」と笑い、「いい意味でリラックスして臨める」と前向きに捉える。
 後輩の松友も自然体を強調する。「勝ち負けより、自分たちの力を出せるかどうか。力を出して負けたら仕方ない」。結果よりも内容を求めて、頂点を目指す。(リオデジャネイロ・剣持雄治)


2016年08月08日月曜日


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