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<東北中学野球>両校スタンド熱いエール

3回、先制し沸き上がる秀光中教校応援席 
7回、1点差を追う展開で声援を送る松島の応援団

 最終日の7日、仙台市宮城野区の仙台市民球場で行われた決勝は、宮城県大会決勝の結果と逆に県第2代表の秀光中教校(仙台市)が第1代表の松島(松島町)を1−0で破り、3連覇を飾った。1週間前の練習試合でも引き分けた好敵手同士。そろって全国大会出場を決めた両校の熱戦に、スタンドから互いの健闘をたたえ合う声が上がった。

 秀光中教校が0−0で迎えた三回、2死一、二塁から4番宮本拓実選手(2年)の左前適時打で均衡を破ると、応援席は大歓声に包まれた。この1点が決勝点となった。
 父和也さん(42)によると、高校野球宮城大会で敗退した聖和学園高の兄と「お兄ちゃんの分まで全国大会に出る」と話していたという。その言葉通り、決勝で2安打の活躍。救援登板でも2回1/3を無安打に抑え、優勝に貢献した。
 一方、松島ナインの保護者や町民は、ペットボトルで作った鳴り物を懸命に振り、声をからして応援。0−1の七回に敵失から無死二塁となった好機で応援は最高潮に達した。あと一本が出ずに惜敗すると、「よく1点に抑えた」とねぎらう声も。男沢清勝校長は「子どもたちの元気は町の元気につながる。粘り強くよく戦った」と笑顔を見せた。
 スタンドには昨夏の甲子園で準優勝した仙台育英高の元主将佐々木柊野さん(19)ら秀光中教校OBの姿も。佐々木さんは「レベルの高い、いい試合だった。中学時代は一番成長できる時。全国大会でしっかりした野球をやり、いい思い出をつくってほしい」と両校ナインを激励した。


2016年08月08日月曜日


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