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<荒馬まつり>北海道新幹線が追い風 盛況

12年ぶりに復活した「二股荒馬」。激しい動きで観客を魅了した

 青森県今別町で4〜7日、北海道新幹線「奥津軽いまべつ」駅開業後初の「荒馬(あらま)まつり」が開かれた。今年も全国から若者が結集、郷土芸能の荒馬踊りで、祭りを盛り上げた。各地区の団体が練り歩く合同運行があった6日は、出演者約400人を含む2000人(町観光協会調べ)の人出となり、人口約2900の「日本一小さい新幹線のまち」がにぎわった。
 合同運行には、新幹線開業を機に12年ぶりに二股地区の「二股荒馬(ふたまたあらま)」が加わった。同地区の相内啓紀さん(63)は「数週間前から練習した。観客の前で迫力のある踊りを披露できて楽しかった」と喜ぶ。
 祭りには立命館大や宮城教育大の学生らが参加し、期間中は町内で合宿した。大分県別府市から訪れたインドネシアの留学生アレクサンダー・アンドリューさん(20)は「踊りは楽しいし、地域の方々も優しかった」と満足げに話す。
 荒馬を授業に取り入れる東京の和光小(世田谷区)と和光鶴川小(町田市)の児童ら約150人も出演した。和光鶴川小の元校長園田洋一さん(61)は「祭りに初参加したときは、新幹線が盛岡までだった」と感慨深げに語った。
 会場には昨年に続き、新駅ができた北海道木古内町がPRブースを設けた。今春、北海道江差町で荒馬を披露したのをきっかけに、同町の関係者を招待。江差追分のステージもあった。
 北海道新幹線で訪れた札幌市の男性は「新幹線で青森県が近くなった」と話し、荒馬観覧を楽しんだ。
 今別町観光協会の担当者は「合同運行を土曜日にしたこともあり、昨年より観客が増えた印象。新幹線開業を含め効果を実感している」と話した。


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2016年08月08日月曜日


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